2006年04月16日

おもいでぽろぽろと算数

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大好きなジブリ作品。最近はあまり見ていなかったけど、久しぶりに見た。
ラピュタとかの冒険が好きだけど、最近は忙しい日々なのでちょっとゆたっりとした雰囲気の「おもいでぽろぽろ」を見た。

おもいでぽろぽろは1991年公開のジブリ作品。高畑勲、監督・脚本。宮崎駿、製作プロデューサー。
スタジオジブリ初の大人の女性をターゲットにした映画で、主人公のタエ子が子どものころのおもいでを回想し、たどっていく作品。
東京で生まれ育ち田舎にあこがれている独身OLの岡島タエ子が、姉の嫁ぎ先の山形で長期休暇を過ごすことになり、その出発から物語が始まる。
熱海のローマ風呂事件、はじめて食べたパイナップルや、給食、生理事件、バック事件などなど様々な思い出が蘇ってくる。

俺の好きなシーンは

広田君「あ、雨の日と、曇りの日と、晴れと、どれが一番すき?」
タエ子「く、曇り」
広田君「あ、おんなじだ。」

というシーンです曇り見なきゃ意味わからないですね。


ちょっと昔の家族の雰囲気や、子ども心、親心、などなどがホント絶妙に描かれている。
子どものころ、こんな気持ちになったことあるなあ、こんなこともあったななどと思い出させてくれる作品です。

色々な事件の一つ一つから思うことはたくさんある。
親は子どものいいところより、悪いところが目に付くもんなんだなあとか。
学校に焼却炉ってあったなあ、時代は進んだんだなあとか。
回想するタエ子の言葉にも、とても素敵な言葉がたくさん、たくさん出てくる。
でも盛りだくさんすぎて書けないので、今回は算数の問題を思い出すシーンについて書くことにした。


タエ子はトシオとの会話の中で、自分が分数の割り算ができなかったことを思い出す。
タエ子は分数の割り算の意味がわからず、素直に分子と分母をひっくり返して計算することができなかった。
そこで姉のヤエ子に教えてもらうことになった。

タエ子「分数を分数で割るってどういうこと?
2/3個のりんごを、1/4で割るって言うのは、2/3個のりんごを4人で割るってことでしょ?」
ヤエ子「う〜ん。違う違う違う、それは掛け算!
    ・・・とにかく、りんごにこだわるからいけないのよ・・・割り算はひっくり返すって覚えればいいの!」


みなさんはわかりますか?
計算はできるけど、難しいですよね!
俺もりんごじゃ説明できない。たぶん、りんごはいいけど、人間は物理的に分数にはできないから説明できないんだと思う。


分数の割り算は教えたことがないから、詳しくはわからないけど、教科書では花壇と水とかで説明してあった気がする。

2m2の花壇に、6ℓの水を撒きます。1m2あたりに撒く水の量は何ℓでしょう?など。

式は、水の量÷面積=1m2あたりに撒く水の量(答え)
だから6÷2=3で答えは3ℓ


1/4m2の花壇に、6ℓの水を撒くなら、6÷1/4で1m2あたりに撒く水の量は24ℓ。

1/4m2の花壇に、2/3ℓの水を撒くなら、2/3÷1/4で1m2あたりに撒く水の量は8/3ℓ。

1/4m2の花壇に撒く水の量しかわからなくて、そこから1m2あたりに撒く水の量を考えるには4をかけなければならないし、こう考えれば少しはひっくり返す意味がわかる、かなあ?


暗記や計算が得意で、やり方だけを覚えて計算していきたい子もいるかも知れないし、タエ子のように、意味がわからなければ納得できない子もいる。

どちらの子にも対応してあげなければならないと思う。
しかし実際はなかなかじっくりと計算の意味を教えている時間がない、と言っている教師も多い。

しかし、子どもたちと一緒に計算の意味を考えたり、わかりやすい説明を考えたりしていく授業はとても楽しい!
こんな時子どもたちは教師の想像を超えた力を発揮してくれる。
子どもたちが真剣に考えている空気がビンビンと伝わってくる!
(計算だけのプリントではなかなか想像を超えてくれないが。俺のせいかなたらーっ(汗)


友人の中学の先生と話しても、テストや受験のためやることが山済みで、なかなか一緒に考えていく授業ができないと言っていた。やはり、中学、高校と進んでいくにつれてそういう傾向になっていくのだろう。
そういう時代や制度なんだから仕方のないことかもしれない。

だからこそ小学生のうちには、算数や他の勉強の本質的なおもしろさ(って言っていいのかな?)を味わってもらいたい。
計算の意味を考えたり、日々の生活で使われている数字と関連付けて深く考えていくなど、子どもたちに備わっている人間の知的好奇心に語りかけるような活動ができれば、学年が進んでいっても算数や他の勉強を本当には嫌いになることが少ないのではないかなと思う。
俺は勉強の基礎・基本って好奇心だと思っている。


百マス計算や反復練習で、達成感やできるようになる喜びを味あわせてあげることもいいが、それに加えてしっかりと思考する力や意味を考える力、深く考える楽しさも味わってもらいたい。

タエ子が言っていた
分数の割り算がすんなりできた人は、その後の人生もすんなりいくらしいのよ。
と言う言葉はわかる気がするが、こればかりが真実を語っているならば、寂しい世の中かなと思うからexclamation
posted by ぐーたらせんせー at 16:58| Comment(3) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
訪問有難うございました!!
先生なさってるんですね!☆★
ブログも教育の視点から見た内容で
とても興味深く拝見させていただきました!

ジブリ私も大好きです★
読んでいたら、なんだか無性に見たくなってきました笑
では、失礼しましたぁッッ
Posted by あい at 2006年04月17日 01:25
こちらも訪問ありがとうございます!!

ジブリの映画は夢を与えてくれたり、子ども心を思い出させてくれたりするので、たまに見たくなりますよね〜!!

またきて下さい☆
Posted by ぐーたらせんせー at 2006年04月18日 00:17
きのう、作品みたいなバックした?
キュリオは、ぐーたらは事件っぽいバックしたかもー。
Posted by BlogPetのキュリオ at 2006年04月18日 14:54
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