2006年05月09日

木曽路宿場、奈良井宿と給食

CIMG0573.JPG
5日間のゴールデンウィーク、慌しく色々なところに行って羽を伸ばした。
懐かしい友人たちにもたくさん会うことができて、いい休日だったが、五日間の属動時間はトータル24時間を越えた・・・まあ仕方がないか。

今回はそんなゴールデンウィークの旅行記in長野県。上伊那郡で美味しい肉じゃがを食べて、次の日には地元の友人と木曽の奈良井宿へ向った車(セダン)
権兵衛トンネルの開通で上伊那から簡単に木曽へ行けるようになったらしい。

奈良井宿は中山道の宿場町で、かつては木曽路一番の賑わいだったらしい。
旅籠の軒灯、千本格子など江戸時代の面影を色濃く残していて、時代を超えた風格が感じられると聞いていたが、まさにその通りだった。
昭和53年5月には、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を、また平成元年には建設大臣の「手づくり町並賞」を受け、日本一の宿場街と自負しているらしい。


CIMG0567.JPG朝から向ったのでそんなに混雑もなく、たどり着くことができた。
まずは中村邸という天保期に建てられ櫛問屋の屋敷に入る。
建築のことも櫛のことも良く知らないが、何となく懐かしい雰囲気を味わうことができた。

土間や囲炉裏、ギシギシと鳴る階段。

風情のある庭先で桜を見ながら、ウグイスの声を聴きボーっとしてみる。
そこに居たのは一瞬なのか、一時間なのか、一日か。って大げさですけどそんな感じがした。


続いてマリア地蔵へ。江戸時代に秘かにキリシタンを信仰している人々が木曽にもいたようだ。
江戸時代のキリシタンと言えば九州島原しか思い浮かばなくなっていた俺にとっては新鮮だった。
歴史好きだったんだけどなあ、知らないことはたくさんある。


杉の森酒造の店先に飾ってあった大きなわらの玉みたいなものに目がとまり、
「何だあれ?」
と言うと友人が
あれは杉玉(酒林)と言って新酒ができたことの合図に酒蔵の軒下にかける杉の葉の玉だと教えてくれた。
杉玉が緑から茶色に変わる頃、おいしいお酒になったとわかるらしい。

年下の友人がかっこよく思えた。俺は何にも知らないなあ。


まあちょっと知的になった気分になったところで、腹がなったので昼食。
長野といえばやはり蕎麦!
むかし蕎麦屋でバイトしていた俺はちょっと蕎麦にはうるさいよ
なんて思ってもやっぱりうまい!!
奈良井宿ならではの五平餅も食べた。縁日でよく買った五平餅とは比べ物にならないくらいうまかった目

そして空かさずデザートへ!もちろん別腹です。
昔、塗櫛問屋だったという風情ある店だが、コーヒーやケーキを食べることができる。
珍しいサイフォン式コーヒー、ぜんざいを注文。

ふと、ぜんざいとおしるこって何が違うのだろうと思い、ご主人さんに聞いてみた。
この辺りでは一般に、粒あんがぜんざい、こしあんがおしること言うらしい。
へぇ〜と思ったが、地元静岡では両方おしるこって言ってたなあと思い聞いてみると、
ぜんざいの方がドロドロしている、という分け方もあるとのこと。
上の分け方が関西式。下が関東式らしい。


最後に漆器店を回る。よく目にする言葉はメンパ。
もう何でも聞くしかない!

「メンパって何ですか?」
「お弁当箱のことだよ。」


CIMG0574.JPGこんなのんびりとしたいい旅でした。
今回は全く仕事のことなんか忘れてやろうと思いましたが、最後に俺の目に右の写真が飛び込んできた。


そう言えば今の俺の学校は給食の食器、プラスチックだよなあ。
前は給食の食器なんてどーでもいいと思っていたけど、一回陶器の食器を経存すると、プラスチックがとても冷たいものに思えてくる。
子どもにとっては重いし、割れたりして指導も大変だけど、割れないように気をつけること、また割れてしまって次は気をつけようと思うこともいい勉強だと思う。

この木曽で使われている木の食器は割れはしないものの、温かみはプラスチックとは比べ物にならない。地元の誇りを味わえるし、食器を大切に扱おうとするに違いない。

今では日本のどこを旅行しても、ガストがありすき家がある。セブンにブックオフ、スターバックス、イエローハット、イトーヨーカ堂、牛角、ミスタードーナッツ・・・
チェーン店ばかりが多く繁華街の町並みはどこも似ているし、どこに居ても食べたいもの、欲しいものが手に入る。

そんな時代だからこそ地域ならではの教育は大切だと思う。地元ならではの給食の食器や器具などを使ったりするなど、小さなことかもしれないがこのような取り組みが地元への興味や愛着が沸かせてくれるのではないかと思う。
子どものころは漆器の食器がふつうだと思っていても、将来きっと地元を誇りに思えるのではないかと思う。
(ちなみに地元静岡の給食では牛乳とは別に、お茶も付いてきました。)


とにかく、のんびりと奈良井宿を味わえました。
長々と書きましたが、読んでくれた人ありがとうございますひらめき
posted by ぐーたらせんせー at 20:59| Comment(6) | TrackBack(1) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アニメやコスプレ関係で秋葉原で活動している者ですが
いろいろな取材などしています。
アニメ好きの人達にアニメの中のことを
もっと知って貰いたいと思いコメントしました。
興味がありましたら、是非このサイトまで来てみて下さい。
http://marriedcity.net/?bi=050901
Posted by アニメのグログ担当者です★ at 2006年05月09日 22:11
コメントありがとうございました。
そういえば、楢川村は漆器で給食を出していると
栄養関係雑誌に掲載されていました。
さすが漆器の本場!と思うと同時に、食器の
管理が大変なんでは…と労働者の立場から?
感じたものです。
でも地域の文化を小さいころからきちんと
伝えていくという自治体の姿勢は素晴らしいです
よね。
うらやましいです。
Posted by スズキ at 2006年05月11日 22:48
こちらこそ訪問ありがとうございます!俺は5日に行きましたよ!

そーなんですか〜栄養士界でもちょっと注目だったんですね☆

それにしても栄養士は食いっぱぐれないんですか!?
食には興味があるんで、ちょっと勉強しようかな〜って思います♪いつも三日坊主ですが。。
Posted by ぐーたらせんせー at 2006年05月12日 19:43
長野県…!私は一度も行ったことがありません。親戚の実家があるんですけどねー。
GW中、出掛けたといえば友人宅ぐらいです^^;

給食…妙に懐かしい響き…。
高校は弁当忘れたら終わりですよ(´д`;)
学食行くと授業に遅れますorz

スズキ様のコメントを見て思い出しました。実は私の母も管理栄養士なのですが、同じく「給食が漆器なんだってさ」という話を以前してました。
…その時は「へー」と流してしまいましたが(苦笑)
Posted by 水嶋夕菜 at 2006年05月14日 13:06
奈良井のぜんざいのナゾが解けました。
ありがとうございます。

「食いっぱぐれない」=常に食べものが近くに 
ある、又はいつも何かしら人に頂く、という意味
なんです。
お二人とも母上が栄養士ということですが、
いかがですか?
昨日も知人と食事をしたら手作りのさやえんどう
を頂きました。

長野県は北・中・南と文化が結構違うので
どこに行っても楽しいと思います。
基本的に「山ばっかり」ですけど・・・。
Posted by スズキ at 2006年05月14日 17:26
>水嶋夕菜さん

長野いいところですよ〜自然もいっぱいで癒されます!ぜひ今度行ってみてください☆
俺には学食が懐かしいです♪
弁当ってたまにだと嬉しい感じしますよね〜
毎日だと大変そうですね。
給食はやっぱプラスチックではなんかイヤです!


>スズキさん

なるほど〜うちもそうだったのかもしれません。
あと、今思えば残り物とかでも、栄養のある料理に仕上がっていたような気がします。
あと、子どものころはカップラーメンなどはほとんど食べたことなかったですね〜だから今もほとんど食べません。
そーいう面ではホント親に感謝ですかね☆
Posted by ぐーたらせんせー at 2006年05月15日 23:46
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Tracked: 2006-05-19 10:55
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